常が大事(つねがだいじ)

妙法山  阿彌陀寺 山門
平素接している人にこそ優しくしましょう。2017年元旦

謹んで新年のお慶びを申し上げ、貴家の萬福を祈念いたします。

 

久しぶりに会う人や、初めて会う人にはだれでも優しく接します。

また、「外面はいいのだが。」といった言葉もよく聞きますね。

外面は良くても家にいるときには仏頂面をして奥さんや子供たちともろくに話もしない人は結構います。

「自分は家でもよく話もするし、家族みんな仲がいいですよ。」とおっしゃる方も多いでしょう。

私もそんな一人ですが、よくよく考えてみると「夫婦だから、家族だから、なにも言わないでもわかりあえているから。」と言ってついつい言葉が足りなかったりねぎらいの言葉を省略したりもします。

これは職場でも同じことがいえるかもしれません。

夫婦でも、親子でも、職場の同僚でも「大丈夫、心は通じている。」などと思わず、しっかりと言葉でわかりあい、相手がなにかをしてくれた時には「ありがとう」といった感謝の言葉やねぎらいの言葉を口に出して伝えましょう。