お釈迦様がこの木の下で悟りを開いたとされる菩提樹の花です。
毎年この季節に黄色くてかわいい花が鈴なりになります。
花が終わると小さな実がついてお数珠の玉にも出来ます。
実際にはインドの菩提樹とは少し違いますが、花の季節になると境内に芳しい香りが立ち込めて心がとても落ち着くのを感じます。
この菩提樹の樹齢は約70年です。台風に枝が引きちぎられても逞しく毎年どんどん大きくなっていきます。
お参りの方々がほんの一瞬でも自分を見つめる事のできる木陰をいつまでも作って欲しいと願っています。
今年も雪ノ下がかわいい花を沢山咲かせてくれました。
この葉は昔から天ぷらの素材として重宝されています。
カラッと揚げた葉はサクッとしてとても美味しいです。