沈丁花・桜・馬酔木・樒・屋久島石楠花

沈丁花(じんちょうげ)

今年はいつまでも寒い日が続いたせいか満開のサクラの元でまだ沈丁花の花が芳しい香りを放っています。

 

妙法のお山にはこのソメイヨシノの他に山桜をはじめ数種類の桜がありますが、これから5月の連休まで順番に咲いて行ってお参りの方々の目を楽しませてくれます

特に最後に咲く樹齢200年を越える山桜の花は境内の上10数メートルの所に花をつけますので花びらが境内に舞うのを見て初めて人が桜の存在を知るというなんとも言えない風情があります。

 

馬酔木(アセビ)

陽光に照らされてまるで舞妓さんのかんざしのように咲き連なるアセビの花です。
この木には毒があり、以前は畑の殺虫剤などにも利用されたそうです。

 

樒(シキミ)の花
仏様にお供えするシキミに花が咲く季節です。
シキミには毒があり、昔死者を墓所に埋葬した時獣たちに荒らされないように周りにさしたという事です。また、その花がインドに自生する青蓮華の花に似ているとの事で仏様の供花として用いられるようになったとも言います。

 

 

屋久島石楠花(ヤクシマシャナゲ)

お山には元々自生する本石楠花の他にあとから植えられた屋久島石楠花、天城石楠花の他西洋石楠花なども沢山あり、これから5月中旬までお参りの方々の目を楽しませてくれます。特にこの季節は深い霧に包まれる日がかなり有り、幻想的な風景に見せられて沢山のアマチュア写真家が訪れます。