馬酔木・藪椿・沈丁花・天台烏薬


馬酔木(アセビ)

春先に可憐な花をつけるアセビ。この木には毒があり、昔は田畑の殺虫剤などに利用したそうです。


藪椿(ヤブツバキ)奈良東大寺お水取りの造花のモチーフとしても使われる野生の椿です。妙法山にも沢山自生していますが、寒い冬のお山にいろどりを添えてくれていた、この花もそろそろ終わろうとしています。でも、暖かな日差しの中でなんだかほっとしているようです。


沈丁花(ジンチョウゲ)

春の日差しに誘われてようやく沈丁花が開きました
あたり一面に芳しい香りを漂わせながら、お参りの方々の足を止めています。


天台烏薬(テンダイウヤク)

秦の始皇帝から不老不死の薬を探して来るよう勅命を受けた除福(ジョフク)は、この熊野に上陸しました。その不老不死の薬が、この天台烏薬だそうです。今でもそのまま煎じたり、お茶にしたりして飲まれています。