年頭のごあいさつ

 

謹んで新年のお慶びを申し上げ、

  貴家の萬福を祈念いたします。  

         2108年 元旦

 

一日一生(いちにちいっしょう)

 

子供のころあんなに長く感じた一年があっという間に過ぎていきます。

人は年齢とともに歳月が早く過ぎていくと感じるようです。

新学期が始まり夏休みが来るまでの3か月間余りをとても長く感じ、

1か月ちょっとの夏休みに一生遊びつくしたようなボリューム感を感じた子供時代。

20代でも1年がもっと長かったように思います。

本当に歳を重ねるごとに1年が早くなるのでしょう。

無駄にした時間を後悔しても始まりません。

 

せめて朝目覚めてから眠りにつくまでの1日を大切に生きて行こうと思います。

 


謹んで新年のお喜びを申し上げ、

   貴家の萬福を祈念いたします。 2017年 元旦

 

 常が大事  平素接している人にこそ優しくしましょう。

 

 

 

久しぶりに会う人や、初めて会う人にはだれでも優しく接します。

また、「外面はいいのだが。」といった言葉もよく聞きますね。

外面は良くても家にいるときには仏頂面をして奥さんや子供たちともろくに話もしない人は結構います。

 

「自分は家でもよく話もするし、家族みんな仲がいいですよ。」とおっしゃる方も多いでしょう。

私もそんな一人ですが、よくよく考えてみると「夫婦だから、家族だから、なにも言わないでもわかりあえているから。」と言ってついつい言葉が足りなかったりねぎらいの言葉を省略したりもします。

 

これは職場でも同じことがいえるかもしれません。

夫婦でも、親子でも、職場の同僚でも「大丈夫、心は通じている。」などと思わず、しっかりと言葉でわかりあい、相手がなにかをしてくれた時には「ありがとう」といった感謝の言葉やねぎらいの言葉を口に出して伝えましょう。


 

  謹んで新年のお慶びを申し上げ

        貴家の萬福を祈念いたします

                  平成二十八年元旦

 

習うは一生いくつになっても習うことはいっぱいあります。歳を重ねるごとに自分がいかに何も知らないかを思い知らされます。

もちろん物覚えが悪くなった(さらに悪くなった)頭を嘆いて「学生の頃、もっと色々勉強しておくのだった」という後悔も人並みにはありますが、それ以上に自分の他人への思いやりや配慮の足りなさに、還暦が近くなってようやく目が向いたりします。

いつも何かに反省して二度と同じことを繰り返さないようにと心に決めても、またまた同じ過ちを繰り返しています。

私の場合そのほとんどが口から出る言葉です。

身口意(シンクイ 体と言葉と気持ち)の合計10の戒め(十善戒)の中でも言葉の戒めは一番多い4つです。口は災いのもと などとも言いますね。

毎日 十善戒を唱え続けて数十年。

学習能力の無さ?に呆れながらも日々反省を繰り返しています。習うは一生。

人生とは何か、自分とは何か。などと言う大それた事ではなくて、他の人を思いやり、不用意な言葉で人を傷つけないように。

これが私の一生の勉強です

 

     

 

     お知らせ

納骨堂、大師堂に続く坂道を歩くことが困難な方のために、

防災道路の途中より平坦な道を作りました。