四 季 彩 々 2024

標高749メートルの妙法山はゆたかな自然と高山植物の宝庫です。

山主自ら撮った写真を添えて、四季おりおりの表情をご紹介します。

 

やっと春らしくなってきました。寄せ植えの枝垂れ桜・霧島ツツジ・米ツツジ・トキワマンサク、もうすぐシモツケもキンシバイも咲いてきます。ボタンも咲き始めました。

冬枯れだったお山も様々な植物が眠りから覚めます。これから新緑の美しい季節の始まりです。

・・・・ただ、シカとウサギがもう少しおとなしくなってくれると助かるのですが・・・・

4月に入りようやく境内にも彩りが出てきました。ですが今春は鹿が電柵を乗り越えて毎晩やってきます。10年以上かけて育てた100株を超えるアジサイ達の新芽が夜ごと食い荒らされています。シカやイノシシ、それにウサギ等の獣害はなぜこんなに増えたのでしょうか?動物たちと上手に付き合っていけたらいいのですが。

 

 

岡本 豊彦 3幅対

四条円山派の岡本豊彦が1845年頃に描いた春の川辺の情景です。忙しい現代人にはなにかホッとするような時間の流れを感じさせてくれます。

春の彼岸に初めての雪景色です。3月21日 冬には無かった厚い氷がはりました。
春の彼岸に初めての雪景色です。3月21日 冬には無かった厚い氷がはりました。
星祭り 2月3日節分に各人の星を供養し、1年の除災招福を祈祷します。準備の出来た早朝の様子です。
星祭り 2月3日節分に各人の星を供養し、1年の除災招福を祈祷します。準備の出来た早朝の様子です。

お正月の床飾りは、四条丸山派の画家達の合作です。

熊野妙法山阿弥陀寺の釈迦涅槃図

一番大きな鯛が大好きな岡本豊彦作です。

 

妙法山の釈迦涅槃図

 

釈迦涅槃図

 

江戸初期の絹本涅槃図です。2月の常楽会(お釈迦様の亡くなった2月15日、

一般には涅槃会といいます)に掛けますが、風通しのために掛けました。